海に入る効能

smiti

2016年05月31日 15:32

先日、あまりの蒸し暑さに耐えかねて、ひとり海にザブッ と入ってきました。



なるべく日焼け止めを塗りたくないので(肌に負担だし、珊瑚礁にも良くない)、
長袖ラッシュガードにスイムスパッツで、完全防備。顔だけ日焼け止め。



泳ぎに行ったのは初の、サンサンビーチ。車で30分で行けるとは、近くなったものだ。



暑さって、体にどんどん溜まってく気がするんですよ。

アーユルヴェーダで言うと、<ピッタ(火)>が増えてく。


だから私は、別に泳ぎたくなくても、ただ単にザブ~ンと浸かりたくて海に行くことが、
毎年夏場、2~3回ある。


パラソルもテントも持たない。おやつやお弁当もなし。
ポッケに千円と、飲み物だけ持って、体一つでささっと行って、ザブンと浸かり、
20~30分で帰ってくる。ペンギンか?



気温は暑いとはいえ、まだ海の水は冷たい。平日だから泳いでいる人もまばら。


でも、水にプカ~ッと浮いているだけで、たまった熱や毒素のようなものが、
じわ~っと溶け出して消えていくのが、わかるような気がする。



もちろん、家で水風呂とか冷水シャワーなんかでもいいんだけど、
やっぱり自然のふんだんな水っていうのは、効果が格別だ。

東京にいた頃は、もちろん気軽に海なんか行けないので、多摩川だった(笑)
いや、下流のにごったトコじゃなくて、上流のもっとキレイな場所ね。



しかし川も良かったけど、海には特別なデトックス効果がある・・・と思うのは、私だけではないはずだ。

アトピーの時は、海につかると良くなるってよく言うし。
(私のアトピーは幼児の頃だったから、海で痛くてヒイヒイ泣いてた記憶しかないけど・・・^^;)

アーユルヴェーダでは、アトピーの治療にはまず、肌を清潔にすること、という。
毒素がどんどん皮膚に出てきている状態なので、おおもとの体の毒素を何とかすると同時に、
皮膚に出ている毒素もどんどん洗ってキレイにする必要がある。

海水は、殺菌効果もあるし、塩水だから体の毒素を吸ってくれる。


私、海に行くと必ず足裏の皮がべろべろと剥け出して、何日かかけて皮一枚つるんと取れるんだけど、
これはやっぱりデトックスだと思う。今も剥け中。




ところで数日前から、だんなさんが風邪気味だと言っていたのだが、
昨日帰宅するなり、「やっぱり風邪ひいた~うう」と言っていた。


これはあきらかに、ここ数日の蒸し暑さでたまったピッタ(火・熱)と、
新築中の家のことで頭を使いすぎて上がったピッタ(頭脳労働でもピッタは上がる)で、
ひいた風邪だなあ。

せっかく日曜日、海に行かない?って誘ったのにな~
彼は別に海が好きではないのだ。(私一人で行ってきました)


私もこのところ、急な蒸し暑さに体が慣れなくて大変だったのだが、
海で熱を抜いたおかげでピンピンしている。風邪もうつされていない。



だんなさんのほうは、ピッタが原因の風邪とはいえ、ひいてしまったら体を冷やさない方がいい。
なので消化の良いおかゆを作り、手作りの海苔の佃煮と梅干をつけて食べさせた。

海苔の佃煮はだんなさんの好物。
「桃屋のごはんですよ」でもいいんだけど、家で簡単に作れる。
ちぎった海苔を水でふやかし、酒・しょうゆ・砂糖でさっと煮詰めるだけだ。


すると翌日は、早く寝たおかげもあってか具合はまあまあ良くなっている。



好きなものを人が作ってくれる、というのも風邪には効くようだ。
自分が具合悪い時って、人の気持ちがうれしいんだよね。やっぱり。
(普段は自分の好きなものばっかり作っている私^^;)


今日会社に持っていく水筒には、熱を取る白茶を入れて持たせた。



今年の夏は、家の完成やら引越しやら、重要な用事が、いっぱい待っている。
体には気をつけてもらわないとね~




アーユルヴェーダ・トリートメント samadhi



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