母親になって思うこと

smiti

2017年05月13日 09:24

沖縄、本日は朝から雨と雷ごろごろ。


赤ちゃん(以下、チビと呼びます)は3カ月とちょい。
雷は初めてのはずですが、気にする様子ゼロでスヤスヤ朝寝しております。



思えばこの子、自然現象や動物の声などにはあんまりびっくりしないんですね。
お隣さんのよく吠えるワンちゃんの声や、散歩中にご近所のワンちゃんに急にぎゃんぎゃん吠えられても、
沖縄のキョーレツな雨風の音にも、あんまり動じない。


かと思えば、別に大きくもない、ものすごくどーでもいい音にビック~~~と反応したりする。
本のページがぺらりとめくれる音とか(笑)




35にして初の子育て、沖縄ではどーも全体的に初婚年齢も初産年齢もやたら若いようなので、
入院中は自分がいちばん歳食った母親ではないかとよく思った。
少なくとも35で初産は珍しい部類な気が。東京では珍しくも何ともないんですがねぇ(笑)



育児が軌道に乗って楽しくなってくるのが3カ月あたりから、とはよく聞きますが、
私もいまだ余裕ゼロではありますが、こうしてたまにブログ書こうかと思えるほどにはなってきてます。
まあほんとーに束の間の余裕でございましょう。



やっぱり新生児の頃はぜんぜんもう、チビの寝起きの間隔やお腹が空くタイミングもめちゃくちゃだし、
自分の体もMaxつらいし、寝てる以外はたいてい泣き叫んでる子は表情も反応もまだ乏しくて、
とにかくボロボロの体を引きずって義務感で宇宙人をお世話してるようなものでした。


2カ月すぎあたりで、どうやら魔の三週目と呼ばれるグズリ期を抜けたらしく、
表情も声もバラエティが出てきて、うっすらとおむつかおっぱいなのかとか、わかるようになり、
一応親を認識し出したのか、甘え泣きみたいな声出したりとか。
だんだん人間らしくなってきたなあ~と思いますし、手放しでかわいいと思えることも増えてきた。



自分が親になって最近思うこと。



たとえばどんなものすごい犯罪者にも、必ず親がいて。
罪を犯した子どもと縁を切る親もいるけれど、何だかんだ言って最後は味方だったり面倒見たりする。
なんでなんだろうって思うこともあったけど、今はちょっとわかる気がする。


ほんとうに赤ちゃんである時期をつぶさに見てしまうと、見捨てられないものなんだなと。

それはかわいいとか愛おしいとかだけではなくて、
とにかく面倒で手がかかって、獣じみて意地きたなかったり人間くさかったり、
うんちだとかおしっこだとか、人としての弱さ汚さまでも全て見てしまうと、
もう捨てられないんですよね、きっと。


それがいわゆる<情>というものかもしれない



そしてほぼ全ての人がそうやって誰かに世話されておとなになっている、それもすごいことだ。
世の中捨てたもんじゃないな、まだまだ知らなかった面が世界にはいっぱいあったんだな、そう思う。




最近蒸し暑いので、チビはハンモックが昼間の定位置になりつつある

子のオムツ丸出し写真をネットにのっける母^^;



新居ができた時、ハンモックを買おうと猛烈に決めたのは私だ。
なぜなら南の島を夢見ていた小さい頃の私にとって、木陰のハンモックこそ、その象徴だったからだ。
しかし沖縄の木陰は蚊をはじめ、わけのわからない虫の宝庫で、いられたものではない(笑)

なのでハンモックを吊るすのは家の中にした。
ちょっぴり形は変わってしまったが、夢というのは必ず何らかの形でかなう物なのだなあ。


しかし今やチビが占領


まあ寝返りできるようになったら危なくて寝かせておけないので、
ハンモックにおさまってスヤスヤしてる赤子の姿を見られるのも、今のうちだけですね






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