骨盤と月経血コントロール、そして下着のはなし その3
さて、意外にもカンタンだし、いいかも~と思った、ナプキンなしで迎える生理。
実は欠点もそれなりにあったのです。
まずは、「痛い」 「違和感」
考えてみると、私タンポンもマジでダメだったんですよ。
CMで、「スムース・イン」とか、「油断できちゃう」とか言ってますけど、
どこが これのどこがスムース!?油断できちゃう!?って感じ。
痛さと違和感しかなかった。
みんな何で平気なんだろう・・・・
今回の、「布で栓」だったらね・・・・まだだいぶマシなんだけど。
固くないし、でかくないし・・・・
私にとってタンポンの最大の欠点は、「体の動きに添って、曲がったりねじれたりしてくれない」
ってことだった。栓の場合はね・・・・とりあえず、柔らかいし。体の動きに添わないってことはない。
ただ、はじめのうちはまだよかったものの、問題は寝る時と、生理期間後半。
起きている時は、ある種の緊張感があってよかったものの、
寝る時には、その緊張感が邪魔でしょうがなく、ぜんぜん安眠できない。
それから、生理期間終わりに近づいて来ると(私にとっては3日目以降)、
変なハナシ、乾燥してくるんでしょうかね・・・・なんか、痛いし違和感がきわだってきた。
3日目の夜、寝つけなくてゴロゴロしていたら、だんだんイラっとしてきて、
やっぱコレのせいだ!もう取ってしまえ!!となって、ナプキンに変えた。
そしたらすうっと安眠できた。
ホントに情報がないもんで・・・・きずきの紙を入れていた昔の人、夜はどうしていたのでしょう?
本来、夜は副交感神経が優位になるので、
体内は活発な働きを止め、血もそんなに出なくなる・・・・
という情報はあったけど、ひと晩じゅう「まったく出ない」わけじゃないからね。
栓なし、ナプキンなしは無理。
T字帯というアイテム(ふんどし)もあったらしいので、
もしかしたら、夜はそれでやっていて、朝になったら洗う・・・って感じだったのかなあ?
紙じゃなくて布だからかしらん・・・・と思っていた頃に、
きずきの紙が届いた。
よっしゃコレでマシになるかな!と出してみる。
大きさは、A4の紙よりひとまわり大きいぐらいだ。
別に本来、生理用の紙ってわけじゃなく、「高級なティッシュ」的なアイテムらしい。
とくにいいモノだと、洗って再利用できるとか・・・・
ためしに一回洗って乾かしてみたけどね。ホントにできた。
この紙だと、1回洗って終わりかな、強度的に。
(しかしそれって、清潔なのか?^^; 鼻かんだりしたやつを洗って再利用するんでは?)
生理用として使うのには、半分に切りました。
90枚入りだから、一枚で2回分、一日あたり5回替えるとすると・・・・
本当に4日で生理が終わると仮定して、4~5カ月もつわけか。
1000円ぐらいだったから、使い捨てナプキンよりは経済的だが、
何年ももつ布ナプキンに慣れている身としては、コスパがいまいちなよーな・・・
昔の人は、何だかんだ使い古したものを最終的に生理用にしてたんだろうから、
あまり費用とかなんだとか、そーゆー感覚は持たなくてよかったんだろうけど、
きずきの紙が一般的なアイテムじゃなくなった現代では、
注文して取り寄せないといけないし、なんとなく面倒で、非エコロジー・非エコノミー。
でも、痛みと違和感は、きずきの紙にしたらだいぶマシに。
そんなこんなで4日経過した・・・・・・が。
まだ微妙に生理終わらず。
結局、5日かかった。
5日だと、布ナプキン使っているふだんと変わらない。
まあ、まだ始めたばかりだし、筋力のほうも鍛えてないし。
でも、布ナプキンの時より、半日くらい早く、すっきり終わる気がする。
やっぱりホントかも、「月経血コントロールだと4日で終わる」説
でも、やっぱりいちばん最後の5日目とかは、きずきの紙でも若干の違和感と痛み。
そこで思いついて、太白ごま油を、以前の「布」にしみこませて入れてみると・・・・・・
ビンゴ!!痛みも違和感もなくなった!コレだわ~
油なんか入れて平気なの?と思われるかもしれませんが、
太白ごま油は、妊娠後期の妊婦さんの、出産にそなえた会陰マッサージに使ったりしますので、
問題ないかと。
油をしみこませるのには、布のほうがやりやすいのですが、
きずきの紙でもまあ、できました。
で・・・・・・・・痛みとかは解決なんである。が・・・・・・
私的に、もっとも問題に感じた欠点はね・・・・・・
捨てる場所!
布ナプキンにしてから、私が最も生理に関して面倒で嫌に思っていた、
「サニタリーボックスがすぐ一杯になって、捨てるのが面倒」 問題!
・・・・・・・・から解放されていたのに、
またサニタリーボックスを使わなければいけなくなってしまったのだ。
ほら、昔のトイレって、ぼっとんの汲み取り式でしょう?
布だろうが紙だろうが、いずれ分解される性質のものなら、
「トイレにポイ」で、よかったわけよ。
しかし、水洗式のトイレでは、そういうわけにいかない。
きずきの紙も、「トイレには流さないように」って書いてあったし。
ま、大・小の時と違って、生理で使うのはホントに小さ~な大きさのものだし、
きずきの紙を水で洗ってみた時、ちょっと力を入れると、ビリっとなったので、
水と水流で分解されないこともないみたい。
なので、それぐらいなら、流してもいいのかもしれないけど・・・・・
ここまでで、どーでしょう。
良い点
・若干の緊張感はしいられるものの、ナプキンなしでよいというのは、
とても解放感がある
・骨盤底筋が鍛えられて、いろいろ健康面でいい気がする
・やっぱりナプキン洗う手間がなくなる(布ナプキン派は)
・慣れと修行次第で、生理がもっと早く終わる
悪い点
・紙を注文する手間やコスト
・トイレの回数が増えるとか、外出時は紙を持ち歩かなければいけないとか、
やっぱり若干は、生活が制限されるという不自由
(布ナプキンにしてから、経血量が減ったので、外出には替えナプキンを持ち歩かなかった)
・夜は結局、ナプキンのほうが安心だったり、すんなり眠れたりと、
結局ナプキンと完全には縁を切れなそうな感じ
・流していいのか問題と、捨てるならゴミが出る、捨てるのがめんどい問題
・私の場合は、油も使わなければいけないので、それも面倒っちゃ面倒
うーん、やっぱり現代の生活にあまりフィットしていない点と、
慣れと修行しだいで克服できそうな点と。
紙やら布やら、使わなくていいとこまで行ければ、ほぼ解決だけれども・・・・・
今の時点では、どっちもどっちかもしれない。
私としては健康面の良い点を重視したいとこであるが、
次の生理でも続けるのかどうか・・・・・迷い中です
湯文字やふんどしに慣れちゃうと、普通のパンツやナプキンは、
ちょっとわずらわしい感じなのでね~
生理中ぐらいはがまんするという方向でナプキンでいくか、
せっかく始めたのだから、ナプキンなしを究めてみるか、
うーん。。。。
おわり
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