歯科治療と恐怖症

smiti

2016年04月12日 18:55

2週間ぐらい前に、ある夢を見た。


その夢の内容とは・・・・


前後の状況はまったく覚えていないんだけど、とにかく誰かの声で、


「さっさと歯医者行けよ!!」


と、叱られる夢でした(爆笑)



起きてから・・・・・

そういや、前回の親知らず騒ぎから、長いこと歯医者に行ってないなあ~と思った。



何度も書いてるように、私はひどい虫歯体質で、どこもかしこも治療痕だらけです。

セメントで埋めてある箇所は、だんだんすり減ってくるし、銀歯もそうです。
もともと歯並びが悪く、噛み合わせがとても狂いやすいので、メンテナンスは欠かせないし、
それでなくても、あちこち虫歯になっててもおかしくない。


そういや、あごの感じも最近変だし・・・
検診がてら、噛み合わせも直してもらおうっと!


つーことで、夢のお告げ?に従い、2年ぶりに歯医者に行ってきました



しかし、体質とは裏腹に私は、
もん~~~~~~のすごく、歯医者が嫌い。



なぜかって?
わかりませんて。もう全てが嫌いなの。


口をこじ開けられて、なすがまま、いいようにされるのも。
自分が何されてるかわかんないし、いつ痛みが襲ってくるかわからない恐怖感も。
恐怖感をあおりたてる、キンキンしたあの機械音も。
何度も何度も通わなきゃならないところも。


こう書き並べてみると、異常だな、この歯医者嫌い(笑)


こんなに歯医者が嫌いなのに、虫歯になりやすすぎるのにうんざりし、
一度ホメオパシーで根本体質改善しようとしたもんね。それぐらい、嫌い。



しかし、いろいろあって私も少々は成長したということだろうか。

今回久しぶりに歯医者に行ってみて、なぜこんなにも歯医者が嫌なのか、ちょっとわかってきた。


まず、気が進まないのと恐怖感を何とかするために、今回はオーラソーマのゴールドポマンダーを、
全身にほどこしてから、歯医者へ向かいました (←成長してるのか?)


ゴールドのポマンダーは、<理由なき不合理な恐れ>に効果があるとかで・・・


そのおかげもあるか、とりあえず嫌さで気が重くなることなく到着。


やってもらってる最中も、これまでならいつも、
恐怖感や嫌悪感、逃げ出したい気持ちでいっぱいだったのが、
割と冷静に、リラックス・・・・まではいかないが(笑)、落ち着いて受けることができた。


そう、冷静に自分を観察することができたので、
自分が過剰に歯医者を嫌がっていた理由が、いろいろと見えてきたのだ。



まず、幼児の頃から私は、歯医者で大泣き・大暴れの、典型的な迷惑なガキんちょでしたが、
単に痛いとか怖いとか以外にも、ちゃんと理由があったんだなって思った。


●音に敏感
 アーユルヴェーダの体質診断でも、私はヴァータが強い体質で、
このタイプは音に敏感な上、とても恐がり。今でもその自覚はかなりある・・・なので、
あの歯医者の機械音なんて、痛みとセットの印象になってるから余計に恐ろしかった。


●歯を削られるっていうのは、自分の領域をおかされること・・・
   
ちょっと難しい話になりますが、ホメオパシーでは、レメディ服用中に歯科治療はやらない方がいい
と言います。治療器具の細かい振動とか電磁波とかが、レメディの影響をキャンセルしてしまう、
と言われますが、私はもうひとつ理由がある気がするのです。


歯科治療は、からだの持っている電磁場の領域・・平たく言うと<オーラ>のことですが、
このオーラに影響するから、って思うのです。


オーラっていうのは、自分のからだから数センチ~数十センチの部分を覆っています。


知らない人に、いきなりぴったり近寄られたら、恐怖や不快感を感じるのも、
電車やバスで、知らない人とぴったり隣同士で座るよりも、ちょっと間隔をあけて座りたい気持ちがするのも、
自分のオーラの領域に知らない人が入って来るということに、抵抗があるからです。



で、オーラは当然、自分のからだの形にそって膜のようにあるので、
その形はまあ、精神状態とかいろいろな要因で変化はしますが、通常の状態なら一定の形をしている。


私たちが、もしも肉体的に傷つき、肉体の形が変わったとしましょう。
たとえば、ほんのちょっと切り傷ができたとかでも、体のフォルムは、その傷のぶん、変化していると言える。


そうすると、オーラも形を変えます。
オーラも一緒に傷つく、という言い方もできますね。



通常、私たちがお医者さんに行っても、外科手術でもされない限り、体の形が変わることはありません。


しかし、歯っていうのは例外です。


歯は、頭蓋骨の一部であり、唯一、外部に露出している<骨>なのです。
歯科治療では、これを削られて、形が変わるわけです。


しかも、場所が頭蓋骨という、とても大事な部位なので、
より繊細に、精神状態やオーラにも影響しやすい、とても微妙な場所。



細かい言い方をすれば、歯医者に行くたびにオーラは傷つき、修復や調整が必要なわけだ。
そんなこといちいち考えてちゃあ、もちろん歯医者なんて行けやしませんけどね^^;


しかし、どうやらきわめて繊細で敏感な子どもであった私は、これが耐えがたく嫌だったようです。
その記憶が刷り込まれて、大人になって分別もついたはず(たぶんw) の私なのに、
ごくごく最近まで、歯医者というものに対して、恐怖症といっていいほどの反応をしちゃっていたようだ。



今回も、冷静ではあったものの、歯科治療台に座るだけで肩にバッキバキに力が入ってたし

でもまあ、ポマンダーのおかげもあるか、恐怖感はいつもよりずっと軽かったので、よかった。


今回は検診と、前歯の治療痕がまたちょっぴり虫歯になってたので、
削られ(痛みはなかった)、埋めて終わり。


そして、来週からは、残る上の歯2本の親知らず・・・・を、抜歯することになりました


今回は、下あごじゃないのでまだ気持ちは楽。ふう。


これまで何となく、ずっと小さな心の重荷ではあった親知らずなので、この機会にスッキリしちゃおうと思います。
歯医者が嫌なのは変わらないけど、少し前向きな気持ちで治療受けていけそう。




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